【持ち家の男性必見】離婚届の提出までの流れ|同時に財産分与の準備も大事!

「離婚届を出すまでの一連の流れは?」
離婚を決意し、離婚届を書いて役所に提出したいと考えている方へ。
1.離婚届を書くにあたっての準備
2.離婚届の提出前に準備すべきこと
についてご紹介します!
1.離婚届を書くにあたっての準備
まずは、これから離婚届を準備しようと思っている方へ。
「離婚届の入手場所」「記入方法」「提出場所」についてご紹介します。
●離婚届の入手場所
・市町村窓口で直接もらえる(戸籍関係の窓口)
・平日忙しい方は、ネットでもダウンロードできる
→ただし、できる市町村とできない市町村がある
※2部提出する市町村もあるので、最低2部は入手しておく
●離婚届の記入方法
・つまづきやすいポイントは「離婚届の証人2名」
→通常は両親や兄弟・友人など
→夫から2名、妻から2名でも可
→証人は法的な責任は一切ない
→見つからなければ「証人代行サービス or 弁護士」に依頼
●離婚届の提出場所・必要なもの
・本籍地にある役所の戸籍係
・別居中の場合はいずれかの住所地の役所へ
・離婚届以外に、印鑑と身分証(顔写真付き)が必要
※夫婦どちらか片方だけ提出に行っても可
以上が離婚届の作成や提出に関することです。
すでに離婚に向けて色々な話し合いが進められていると思いますが、一つ「忘れてはいけないこと」があります。
2.離婚届の提出前に準備すべきこと
離婚届を出す前に、夫婦間の「財産分与」の話し合いは済みましたか?
もし財産分与が”うやむや”で話し合いが済んだとしても、離婚後2年以内なら妻側から請求される可能性があります。
・夫婦が共同で築いていた財産を、離婚時に分けること。
・『今の家の価値(時価)』をお金に換算”して“半分の金額”を妻に払う義務があります。
※「夫名義の家」「妻が専業主婦」でも対象
※購入時の値段ではなく、時価

「家の時価」から「住宅ローンの残り」を引いた金額が「プラス」であれば、その半額を妻に払います。
※住宅ローンを妻と折半するわけではありません
また、「家を売る」「住み続ける」に関係なく、妻に財産分与を支払う必要があるのです。
ただし。
住宅ローンの残高の方が大きい(オーバーローン)状態であれば、財産分与は必要ありません。

いずれにしても「家の時価」を調べておかなければ、「財産分与が必要かどうか」判断できません。
家の時価がわかれば、
●財産分与がそもそも必要か調べられる(「家の時価」より「ローン残高」が大きければ支払う必要なし)
だけでなく、
●「財産分与を払って最終的にいくら残るのか」がわかる
●『売る・住み続ける』どっちが得かの判断もできる
今は不動産会社に行かなくても、ネットで「簡易査定」ができるので忙しい方はそちらがオススメ。
簡易査定について、もっとくわしく
ネットでできる「簡易査定」は、家に関するいくつかの質問に答えるだけで、相手に知られずに家の時価がわかります。
利用するのにお金はかかりません。
売却を申し込むのではなくあくまで「簡易査定」をするためのサイトです。なので面倒なセールスが来ることもありません。

主に自宅の種類(一軒家かマンションか)、建物や土地の”大体の坪数や間取り”などを入れていきます。
トータルで1分もかからない入力内容ですのでパパっと完了します。
※坪数などを調べるのが面倒な方は「こちら」