離婚協議書や公正証書って何?作成前に準備すべきことも紹介
「離婚協議書を作ったほうがいいの?」「本当に効力がある?」
協議離婚の際に作ったほうが良いといわれている「離婚協議書」。
●養育費
●慰謝料
●財産分与
の合意した条件を交わす契約書です。
現に養育費を払い続けている男性は『全体の2割』というデータもあり、“口約束で終わらせないための取り決め”でもあります。
「言った言わない」でもめないように、お互い文章にしておきましょうというもの。
離婚協議書の特徴
●旦那と妻が作成する
●決まった様式や内容はなく、自由に作れる
●どこに提出するわけでもない
といった特徴があります。
一応法的な効力はありますが、もし旦那が不払いでも『財産の差し押さえ』まではできないといった弱点もあります。
裁判を起こせば請求できますが、お金も時間もかなりかかってしまうのでオススメできません・・。
旦那からのお金を確実にとる、いい方法はないの?
「離婚協議書」の代わりに「公正証書」を作ることをオススメします。
夫婦間の”養育費や慰謝料などの取り決め”を公証役場にいる公証人にお願いして、作ってもらうもの。
※公証役場は、市役所とは別物。各都道府県に1つ以上はある
第三者(公証人)に入ってもらうことで、もし旦那が養育費等を不払いしても財産を差し押さえる手続(強制執行)がとれるのです。
なるほど。離婚後のお金の支払いを契約書にしたものが「離婚協議書」で、もし払わなかった場合に旦那の財産の差し押さえできるものが「公正証書」なのね!
「離婚協議書」や「公正証書」を作る前にやっておくべきこと
離婚協議書を作る話し合いは、まだ待ってください。
話し合いで一番もめやすいのが「家の財産分与」。そのため事前準備が必要です!
・夫婦が共同で築いていた財産を、離婚時に分けること。
・家も『今の家の価値(時価)』をお金に換算”して“半分の金額”を妻がもらえます。
※「夫名義の家」「妻が専業主婦」でもOK
そして。
“現在の家の値段(時価)”は、必ずご自身で調べておかないとあとあと不利になるのでご注意を。
●あなたが男性の場合
妻側が不動産会社から「相場より高い」査定書を出してもらい、財産分与を多くとる
●あなたが女性の場合
旦那側が不動産会社から「相場より安い」査定書を出してもらい、財産分与を少なくする
といったことが起こります。
自宅の時価は”決まった金額”というのはなく、不動産会社にお願いすれば相場より安い(高い)金額で査定書をだしてもらうことがカンタンなのです。
損せずに家の財産分与するには「簡易査定」しておくことをオススメします。
査定結果は本人にしか行かないので、相手にバレずにこっそり調べることができます。
簡易査定について、もっとくわしく
ネットでできる「簡易査定」は、家に関するいくつかの質問に答えるだけで、相手に知られずに家の時価がわかります。
利用するのにお金はかかりません。
▼▼実際に利用した人の口コミ▼▼
売却を申し込むのではなくあくまで「簡易査定」をするためのサイトです。なので面倒なセールスが来ることもありません。
主に自宅の種類(一軒家かマンションか)、建物や土地の”大体の坪数や間取り”などを入れていきます。
トータルで1分もかからない入力内容ですのでパパっと完了♪