【男性必見】慰謝料の代わりに「持ち家」を妻に渡すことはできる？
「慰謝料を払えるお金がない・・」
「妻と子供に持ち家を渡して、慰謝料代わりにすることはできる？」
すでに離婚することが決まり、慰謝料の話し合いを控えている・・という方へ。
ご自身に過失があるとはいえ、『できるだけ支払を抑えたい』のが本音ではないでしょうか。
「一般的な慰謝料の相場は？」
「そもそも慰謝料代わりに持ち家を渡せる？」
「持ち家を渡すときに、問題になる事」
についてお答えします。
一般的な慰謝料の相場
一般的には肉体的・精神的被害が大きくなるほど、慰謝料も高額になります。
●浮気・DV・モラハラ→100～300万円
●その他→50～150万円
とするのが一般的です。
また「子供の有無」「婚姻期間の長さ」なども検討事項に含まれますが、現実にはすでにお話しした金額の相場内で決めるのが一般的です。
原則、夫婦間で話し合って金額を決め、納得できなければ調停や裁判で金額を争うという流れになります。
あくまで慰謝料は、上記の金額を参考にするのが良いでしょう。
そもそも慰謝料代わりに持ち家を渡せる？
「妻の合意」があれば、慰謝料代わりに家を財産分与して「妻のものにする」ことは可能です。
・夫婦が共同で築いていた財産を、離婚時に分けること。
現金・預金などの他にも、『夫名義の家』も財産分与の対象になります。
ただし・・
住宅ローンが残っている場合は、きわめて難しいので注意が必要！
まず考えられるのが「旦那さんの名義のまま」住み続けるという方法ですが・・
現実的には旦那さんがローンを払えなくなった場合、妻が一括で支払うことになりリスクが大きいです。
妻名義にしたらどうなの？
妻名義で譲渡する場合には金融機関から「住宅ローンの残債の一括返済」を求められます。
いずれにしても、慰謝料代わりに妻に持ち家を渡すのはハードルが高いのです。
家を売るという選択肢が現実的
住宅ローンが残っている場合は、家を売ることも選択肢に入れるのも一つ。
家を売却できれば
・売却代金の半額を、財産分与として慰謝料代わりに払える
・住宅ローンの支払いにあてられる
のです。
今すぐ家を売らなくても、いくらで家が売れるのかを知っておくことは必須！
・慰謝料代わりに払える金額がわかる
・住宅ローン残債の支払いにあてられる
ただし。
もし家を売っても住宅ローンが残る（オーバーローン）なら、旦那さんが住み続けるという選択肢も一つ。
いずれにしても、今の家の価値がわからなければ何もはじまりません。
今は不動産会社に行かなくても、ネットで「簡易査定」ができるので忙しい方はそちらがオススメ。
簡易査定について、もっとくわしく
ネットでできる「簡易査定」は、家に関するいくつかの質問に答えるだけで、妻に知られずに家の時価がわかります。
利用するのにお金はかかりません。
「査定をしたから家を売らないといけない」ということはありませんので、価値を調べてみてよかったら売却も検討してみたいという場合でも大丈夫。
トータルで１分もかからない入力内容ですのでパパっと完了します。