離婚したら家はどうする?

「家を建てた後に離婚する・・」「ローンも残っているし、どうすればいい?」
長い住宅ローンを組んでマイホームを建てたはいいけれど、離婚することになった。
やりきれない思いが、あるかもしれません。
売ってしまうべきか?
そのまま住み続けるべきか?
ローンの払いは?
など、疑問も多いことと思います。
離婚したら「持ち家」をどうすればよいかについて、ご紹介します!
「売る」のと「住み続ける」の、どっちがいい?
売るにしても住み続けるにしても、最終的には”夫婦間の話し合い”で決まります。
ですが旦那さん側にしてみれば、できるだけデメリットの少ない選択をしたいところ。
今後考えられる選択肢は、
1.妻(子供)が住み続ける
2.旦那さんが住み続ける
3.家を売る
があります。
ここで注意すべきは「1.妻(子供)が住み続ける」場合。
たいていは養育費や慰謝料名目で、旦那さんがローンを払い続け、奥さんに住んでもらうというパターン。
この場合は財産分与(※1)する必要はありませんが、一つ問題があります。
(※1 財産分与=家の時価を出して、その半額を妻に支払うこと)
旦那さんがローンを滞納すると、『妻が家を強制退去 or 妻が全額返済になる』ということ。
●今後”仕事の収入が減る”リスク
●旦那さんに”新しい恋人”ができる
といったケースで、返済しなくなるケースが非常に多いのです。
離婚の理由は様々ですが、のちのち妻側に大きな苦労をかけるリスクがあるのは避けたいところ。
旦那が住み続けるか、家を売るべきか
現実的には「2.旦那さんが住み続ける」「3.家を売る」のどちらかになると思います。
どちらのケースにしても、財産分与の支払いを念頭に置かなければなりません・・!
・夫婦が共同で築いていた財産を、離婚時に分けること。
・『今の家の価値(時価)』をお金に換算”して“半分の金額”を妻に支払います。
※購入時の家の値段ではありません
※「夫名義の家」「妻が専業主婦」でも適用
家を売る・売らないに関係なく、今の家の時価を出してその半額を妻に払う必要があります。

「家の時価-住宅ローンの残債」の半額を、妻に払う必要があります。
※住宅ローンを妻と折半するわけではありません
いずれにしても、「家の今の価値(時価)」を調べておくことは必須です。
家の時価がわかれば、
●財産分与がそもそも必要か調べられる(「査定額-ローン残高」がマイナスなら支払う必要なし)
●「財産分与を払って最終的にいくら残るのか」がわかる
●『売る・住み続ける』どっちが得か判断ができる
今は不動産会社に行かなくても、ネットで「簡易査定」ができるので忙しい方はそちらがオススメ。
簡易査定について、もっとくわしく
ネットでできる「簡易査定」は、家に関するいくつかの質問に答えるだけで、相手に知られずに家の時価がわかります。
利用するのにお金はかかりません。
売却を申し込むのではなくあくまで「簡易査定」をするためのサイトです。
トータルで1分もかからない入力内容ですのでパパっと完了します。